次男くん、鰤祭り前日。
瀬戸内のいつもの釣り場にて、数人のショアの方がエントリー。
一人の方がブリ族を2匹釣り上げられた。一匹は50cmくらいのイナダ。それから少し時間を置いて、80cmほどのブリを釣り上げていた。それを見て、次男くんはメンタルダウン。
「自分には無理だ」
「自分はもう釣れない」
と言って悔しそう。
そんな次男くんが、気持ちを持ち直し、ブリを釣るまでを今回は書いてみました。
朝から釣りに行こうかと話し…光明を見出す!
昨日のショックから立ち直るにはもう、釣るしかない。
というわけで、本日も次男くんと釣り場へ。
その前に、朝、昨日のことを振り返りながら次男くんと釣り道具の調達へ。
昨日のことを振り返る。
↓この写真は前日に釣った(?)貝です。
実のところ、昨日落ち込んでいた理由の一つに、
「自分にも当たりが何度かあり、ラインブレイクされた。」
ということがあったのだと。
そんな話をしながらふと、糸の結び方が悪かったのかなどなど考え、車の中に置いておいた次男くんに見せたかった釣り糸の結び方のコビーを見せたところ、ふと…。
「リーダーが細いのでは!!!」ということに気づいたのでした。
釣り道具店に到着し、店員さんに青物を釣るのに良いリーダーの太さや結び方を聞き、アシストしてくれる道具のことを聞きました。
リーダーの太さを20ポンドを40ポンドに変更。それに伴い、PEとリーダーの結び目をFGノットに変更しなくてはならないということで、アシストしてくれる道具を購入。
車に戻ってすぐに動画を見ながら結び方を覚えて、まずは練習。
釣り場に到着して二回目のFGノットを組んでみたけれど、はなんだかイマイチ。
三回目にバッチリ結べたので本番のキャスト開始。
次男くん、人生で始めて覚えた糸結びは『FGノット』となりました。
■今日の釣りのお道具箱1■
<ロッド>
SP SOLPARA SPX-1002MH
<リール>
CREST LT 5000-C
<PE>
UVF ソルティガ DURASENSOR 8 BRAID +Si2 2号 16kg (35lb) AVE. 200m
<リーダー>
DUEL 魚に見えないピンクフロロ 40Lbs. 50m
<メタルジグ>
60g・100均のメタルジグ・シングルフック後付け
<FGノットを組む道具>
第一精工 ノットアシスト2.0
<タモ>
SCOOP 磯玉網 540
青物との出会いは突然に。ついに来た!!!
午前中から投げ続け、なかなか当たりもなく、諦めかけた午後…。それでもジグでの釣りにこだわり続け、休憩しつつ、そして、ついに…!
私は朝からメジナ釣り。餌釣りで見えているメジナが釣れるのを楽しませてもらいながら次男くんの釣果をまっていました。
メジナ釣りにも飽きてきて、風も強くなってきたユウマヅメ。遠くにキャストしたら、後ろから次男くんの声が!!!
「タモ準備ーーーーー!!!」
「きたーーーーー!!!」
と。
「うおおーーー」とか、
「でけえええーーーー」とか、
いろんなことを叫びながら持ち前の勘の良さで魚に合わせながら寄せてくる次男くん。
近くにいたベテランのオジさまが来てくれてアドバイスをしてくれたり、見に来る人もいたりで、一瞬で祭りに。
いい濁りが出ていた日で、10分かからないくらいで白い色が多い姿が見えてきて、タモを持つ私はどうやっていれるかをオジさまに聞き、定番のようにジグの三叉の針に引っ掛けてタモ入れを失敗。
堤防の階段まで寄せたときに一度外れて再度のタモ入れ。
そこでまたオジさまから、糸を緩めるようアドバイス。
ここまで、次男くんはバラさないようにずっと糸を緩めないようにしていたのでした。
ようやくタモの中に収まってくれて、80センチちょい越えのブリを釣り上げることができました。
重さ的には7.5kgほどの痩せたブリだったので、まだ若い個体だったのかもしれません。
おめでとう!!!!!
<釣果データ・ブリ>
■80cm。(ギリギリ、ブリ!?)
■7.5kg
■中潮・下げ潮の潮が止まる直前の釣果でした。
■ファイト時間:5~10分
※前日と同じ釣り道具でした。
教訓。
前日の落ち込みが激しく、もう辞めるとまで言っていた次男くん。
それはすなわち、釣りたいんだという気持ちの表れだとしか思えなくて、やっぱり、母としてはまた釣りに誘いたくなる。
次の日は釣りに行くこともだが、温泉も追加して、釣りをしなくてもいい口実で出かけた。
朝マヅメにはもう遅い時間。
でもまだ、温泉には早い。
まずは釣り場を見に行こうと車を走らせる。
いつもの釣り場は人もまばらに思えたが、先行者が結構大きく場所を取り、良い場所には入れず。
午前中は端っこでキャストの練習。
私はメジナ釣り。遠投をしても良かったが、次男くんメインで投げてもらいたくて足元で釣りをしていました。
午後に入り、先行者が帰られたのでその場所をいただき、次男くんは沖に向かってメタルジグをキャスト。
私は相変わらず足元のメジナと戯れ…。
段々とユウマヅメが近づき、風が出て白波が立ってきた頃。
半分飽きてきたような次男くん。
それでも、時々投げたりと、諦めず、休みつつという感じだった。
隣ではノマセで釣りをするオジさまたち。
チラホラとアジング勢も増えてきた頃、ついにその時が来たわけです。
諦めないって大切ですね!!!
ははニャン。人生初の鰤をさばく!!!
生まれて初めて魚をさばいたのは、小学校6年生のときの家庭科の調理実習でした。
イワシだった記憶があります。
何を作ったのかは覚えていません…。
魚に触るのも魚をさばくのも生まれて初めて。
少し怖かったけど誰もさわれないようだったので、私がすることに…。
嫌だったけど、頑張った。www
あれから40年ほどが経ちましたが、まさか自分がこんなに釣り好きになるとは…。
自分は母親から料理の方法を学んだことはないので、嫌がらずにちゃんとやっといてよかった♪笑
これまでに捌いてきた大物は?
・コブダイ(約75cm)
・真鯛(約60cm)
・チヌ(約45cm)
最大の大きさのみで、真鯛とチヌは頂き物ですが…(^^)b
今回の鰤が一番の大物かもしれません。
数センチ違いのコブダイをさばいたおかげで抵抗感なくさばくことができました。
小さなアジも、大きな魚も、さばく方法は同じ。
そう感じました。
片付けまで含めて1.5時間で完了できて、ほっと一息。
鰤のお刺身美味しかったです♪
三枚におろし、切り分けてそれぞれ保存。
まずはやはりちょっとだけお刺身をば…いただきます。
鰤のお刺し身でお腹いっぱいになれる日が来るとは…ありがとうございます!!!!!
鰤祭り、二日目。
まだハイ。でも次に何を釣りたいか、どんな釣りがしたいか、と考え始めた。
人生初の鰤を釣り上げて満足したところもありながら、次を目指したくなるのが釣りの面白さ。最初からブレずに、青物一択。という感じでやってきた彼らしい一面でした。
新しい世界の扉が開いた瞬間かもしれませんね。
寄生虫のこと
鰤には寄生虫がつきもの。
今回はアニサキスは見当たらず、「ブリ糸状虫」が2匹ほどいました。
食べても特に問題ないということで、安心してお刺身も食べることが出来ました。
気になる場合は取り除けば大丈夫ということでした。
寄生虫と聞くとなんとなく気持ち悪さはあるので、写真は撮りませんでした。
二日目は「ぶりしゃぶ」をいただきました。
この日の夕ご飯は、たくさん薄切りにした鰤をしゃぶっとしてポン酢でいただくことに。
これまでにぶりしゃぶを食べたことはほぼなくて、どうやって食べればいいのかよくわかっていなかったのですが、あまりしゃぶしゃぶしすぎないくらいがいいんだと知りました。
熱を入れすぎると、ほろほろに崩れてしまうしお刺身でも食べられるものなので生っぽさを残したほうが美味しいと思いました。
世の中にはこんなうまうものがあるんだなあ~♡
鰤祭り、三日目。
日が変わって、なんと、次男くんが自分で他にどんな釣りがあるかを調べ始めました。
これまで、学ぶことには興味を示さなかったので良いことだ♪
この週は鰤祭り開催です。
お刺し身に始まり、てりやき、あらの煮物、煮物の煮汁で鍋と、次男くんが釣った人生初の鰤を堪能することができました。
意外だったのが、ブリのあらを煮で良い出汁が取れたので味付けしたら、とても美味しくてお素麺のつゆとして使えそうでした。…が、今回は話し合いによりお鍋の出汁にしました。
鰤の照り焼きも♪
鰤祭り。
美味しくて、楽しかったです。
後日、再び。
一度釣り上げるとまた釣りたくなる。
それが釣りですよね。
実は後日再び、次男くんブリ族を釣り上げました。
その日釣り上げたのは…?
次男くんはツバス!!!
ははは人生初エソ!!!
メタルジグを使った釣りで始めて私は魚を釣りました!
やったー!!!
同じロッドとメタルジグ(40g)を、ははと次男くんそれぞれが使っての釣果でした。
次男くんは二匹目のブリ属。
私はエソではありましたが、以前からエソを釣りたいという思いがありとても嬉しかったです★
エソを釣り上げた私の竿をそのまま引き継いでメタルジグを投げ始めて30分くらいで次男くんのタモ要請!
少し離れたところにいた私は、タモを持って走りました。
45cmくらいの鰤の子どもを釣り上げて羨ましい限りでした!!!
私もいつか釣りたいです…。
■今日の釣りのお道具箱2■
<ロッド>
SHORE JIGGING ROD MEGA CAST 9.0F
<リール>
CREST LT 4000-CHX
<PE>
UVF ソルティガ DURASENSOR 8 BRAID +Si2 2号 16kg (35lb) AVE. 200m
<リーダー>
DUEL 魚に見えないピンクフロロ 40Lbs. 50m
<メタルジグ>
40g・100均のメタルジグ・シングルフック後付け
<FGノットを組む道具>
第一精工 ノットアシスト2.0
<タモ>
SCOOP 磯玉網 540
<釣果データ・ツバス>
■44cm
■大潮・上げ潮の始まり頃の釣果でした。
■ファイト時間:3~5分
<釣果データ・エソ>
■36cm
■大潮・下げ潮の潮止まり直前の釣果でした。
■ファイト時間:1~2分
まとめ
釣りは一生の趣味になりえる魅力のある世界。
これからも釣り場に通い、新しい場所を探しながら、楽しめたらいいなと思います。
それとともに釣れない日が少しわかったかも、と思い始めてるところ。
これから何度か釣り場で様子を見ながら、釣れる日を探していきたいと思います。
そのためには足繁く釣り場に通いたいものであります!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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